地震から橋を守ります
平成7年の阪神・淡路大震災では、橋梁が落下・倒壊する大きな被害が発生しました。
震災以降、橋梁の落橋防止装置にゴムをはじめとした緩衝装置の必要性が高まり、従来の金属チェーンのみの落橋防止装置から、耐衝撃性に優れたラバーチェイナーが緩衝チェ-ンの部材として採用されるようになりました。

ラバーチェイナーは鋼製チェーンにゴムを加硫接着させ被覆した製品です。
チェーンのリンク間を張らずに隙間を設けてゴムを充填させています。
チェーンのリンク間に余裕を持たせているため、張力に対し伸縮し、
リンク間のゴムによって衝撃を吸収・緩和させます。
シバタ工業では、近い将来に発生が予想されている東南海・南海地震のような地震動を想定し、
落橋に対する安全性を確保する落橋防止部材の開発に取り組んでおります。
シバタ工業の落橋防止システムはこちら
https://www.sbt.co.jp/kensetsu/99rakubo_s/r_sys
衝撃緩和が可能なチェーンタイプの落橋防止装置
【落橋防止構造用 緩衝チェーン】はこちら
https://www.sbt.co.jp/kensetsu/01rakubo/01k_chain