海洋土木 MARINE CIVIL ENGINEERING
シルトフェンス(汚濁防止膜) 様々な環境ですぐれた汚濁防止効果を発揮
汚濁防止膜
汚濁防止フェンス

水中にカーテンを張ることで拡散する汚濁水を滞留させます。滞留した汚濁粒は自然に凝固して沈降し、拡散の範囲を大幅に縮小します。
特長

- 【カーテンのふかれを防止】カーテン下部に重錘を装着しているため、カーテンがふかれず汚濁水の流出を防ぎます。また、ラッキング方式で、カーテンの長さ調整も簡単です。
- 【優れた耐久性】チェーン、および連接部の接続に用いるベルトは基布入りゴムベルトを使用し、耐磨耗性が優れています。
- 【現場の条件に最適な設計・設定が可能】海象、水深、海底の土質などの諸条件に見合ったアン力ー重量・ピッチ・レイアウトを設計・設定します。
基本構造
- 浮力体としての役割をもつフロート、フロートカバー部
- 汚濁水拡散防止のためのカーテン部
- フェンスの張力を保持するテンションベルト部
- フェンスの浮力安定化を図るウェイトチェーン部
各部の構造
-
フロート部
浮上の安定性、波乗り性にすぐれた形状を採用。また、フロートの破損を防止するフロートカバーには耐候性、耐油性、耐薬品性に優れた素材を使用しています。 -
カーテン部
耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、強度、伸度に優れた素材を使用しています。 -
テンションベルト部
優れた耐候性、耐油性、耐薬品性に加え、フェンス展張時や曳航時などにおいても優れた張力を保持します。 -
ウェイトチェーン部
カーテンのふかれを防止し、フェンスの浮上安定性を高めます。
シルトフェンス データ
- 選定条件・フロートデータ表