海洋土木 MARINE CIVIL ENGINEERING
サークル型防舷材 CH型 低反力型・底面反力型防舷材
サークル型 防舷材
防舷材
港湾施設を衝撃から守る
特長

- 二重サークル構造により、取付方向による性能変化がない。
- ゴム全体に荷重がかかる構造により、傾斜圧縮性能が優れる。
- 受衝面がV型と比べて広いことにより、船舶へ及ぼす面反力が低減し、船体外板に損傷が生じにくい。
- 角を有さない構造により、角への集中荷重により生じる破損が少なく、耐久性に優れる。
- V型に比べて、アンカーボルトに作用する引張力が小さく、取付部の破損が発生しにくい。
岸壁用防舷材確認事項
船舶の動揺により岸壁角部と船舶が接触する可能性があります。防舷材取付上部位置は、上部工天端付近から設置してください。

- 船舶が防舷材上部に乗り上げたり、下部に潜り込む事で、防舷材が損傷する危険性がありますので、干満差や積載量の増減などによる船舶位置の変化を考慮し、船舶が防舷材に必ず接触する位置に設置してください。
- 船体側に突起物などがある場合、局所的な接触により十分に緩衝機能が発揮できず、損傷する場合があります。
- 取付金具が岸壁端部と近い場合、コンクリートが欠けるため、必要なコンクリート強度が確保できる位置に取付けてください。
CH型 規格・性能
