岸壁にずらりと並ぶ不思議な穴
普段は特に気にもせず見ているのですが、岸壁にずらりと並ぶ不思議な穴。
どこからかの水を海に流すためのものなのかな?と思っていたのですが、実は波の力を弱める「消波ブロック」と呼ばれるもので、写真のようなものは直積消波ブロック岸壁となります。
消波ブロックはその文字の通り、「波を消す」ために作られたものです。
消波ブロックは、波のエネルギーを打ち消し、岸壁を衝撃から守り侵食を防いでいます。
ただ、この直積消波ブロック岸壁の穴に小さな船舶が潜り込んだり、流木が入り込んだりすることがしばしば起こりました。
そんな事故が起こらないように、浅橋式岸壁の浅橋下やドルフィン等の「広範囲」の潜り込み防止に対応をするのが消波岸壁向け潜り込み防止フェンスです。
ゴム内部にチェーンを埋設した構造や、ゴム内部に繊維を埋設した構造の商品をラインナップしております。
詳しくは、以下の商品ページをご覧ください。
潜り込み防止フェンス
ラバーフェンス C型・FS型・FU型
https://www.sbt.co.jp/kaiyo/02gyoko/09rff
石巻漁港では、全826基のラバーフェンスを採用いただきました。