これがSHIBATAの基地だ!

シート状にする、圧延

必要な性質、色のゴムができたら、必要に応じて薄く伸ばします。

よく練られ、白く色付けされたゴムがローラーの間を通って薄く伸ばされていくのを見守る鳩。吹き出し「硬かったゴムがペラペラに!」

作る製品によっては、伸ばすのではなく、押し出して整形したりもします。パスタのような感じですね。

必要なパーツを切り分ける、裁断

圧延で薄く伸ばしたゴムは、裁断して必要な形のパーツにします。クッキーみたいに抜き型を押し当ててカットします。

シート状になり、重ねられたゴムに、抜き型を当てて機械で押して裁断する様子を見る鳩。吹き出し「そう言われると美味しそうに見えてしまう…」

食べちゃダメですよ。
これは長靴用のパーツですが、多くて30程のパーツがあります。裁断できたら検品を行なって、不良品を取り除きます。

いよいよ形を作る、成形

足裏を斜め上に向けて並べられた金属製の足型を見る鳩。吹き出し「鉄の足…」

長靴を成形するための型ですよ。

裁断の工程で切り分けられたゴムのパーツを、手作業で足型に貼り付けるように成形している様子を見守る鳩。吹き出し「手作業!?」

はい。シバタの履き物の品質を支えるのは、一足ずつ丁寧に行われる手作業です。
高い品質を誇るシバタの長靴は、あらゆる場所で採用され、様々な環境で活躍しています。
ちなみにこの黄色い長靴は、ある特殊な作業用の長靴(用途はヒミツ)です。

ゴムの性質を出す、加硫

ついに、ここまで来ました!
成形した長靴を、加硫缶という釜に入れ、蒸気で加熱します。

シバタ社員が釜に入れようとしている、成形が終わった長靴を並べた台車に止まる鳩。吹き出し「大きな釜だなぁ…」

降りておりて!釜に入ったら蒸し鳥になっちゃいますよ!

蓋が閉められた釜から噴き出す蒸気を見る鳩。吹き出し「すごい蒸気だ」その後、蓋が開いてさらに蒸気が出てくる。

この加硫という工程で、ゴムらしい弾性が生まれます。この後、仕上げと検査を行い、合格した製品だけが梱包されて出荷されます。

ふむ…あの硬い原料の塊が見慣れた長靴の形になるには色々な工程があるのだな。
ほかの製品も少し気になるな…

長靴を履いた鳩。

ではほかの所も見に行ってみましょう!
…いつの間に長靴を…?