ケーソン上部吸出防止目地板 RF-Up型目地材
特 長
- 優れた施工性
ケーソン上部への投入土砂に対して積層されたファイバーの張力および剛性で対応するため、本体は一方のケーソンにのみ固定します。また、ユニットの配列による取付構造であるため軽量であり短時間の取付が可能です。 - ケーソン据付交差や不等沈下に対応
片側固定であるためケーソン上部の段差に対する追従が可能です。 - 厳しい波浪条件での損壊を防止
裏込土砂が投入されるまでの間、目地板が可とうすることで目地部に生じる揚圧力を逃がすため、目地材本体の損壊を防止します。
国土交通省近畿地方整備局
独立行政法人港湾空港技術研究所共同開発
吸出防止目地材めくれの復旧
波浪の影響により製品の重なり部分が前後反転することがありますので、裏込材投入時に正規の位置に戻してください。
設置環境の確認事項
- 製品を取付完了後、6か月以上裏込材等が施工されない場合は取付金具の緩み止め対策を施して下さい。
規格表
タイプ | 全 幅 W (mm) | ユニット長さ L (mm) | 標準繊維積層数 (ply) | ケーソン標準隙間 (mm) | 空中重量 (kg) |
RF-Up 600 | 600 | 最大 3500 | 5 ・ 10 ・ 15 | 200以下 | 38 |
RF-Up 700 | 700 | 300以下 | 42 | ||
RF-Up 800 | 800 | 400以下 | 44 | ||
RF-Up 900 | 900 | 500以下 | 50 | ||
RF-Up1000 | 1000 | 600以下 | 53 |
※1 繊維積層数は外力条件およびケーソン隙間により決定します。
※2 ユニット長さは上記範囲内で任意の長さが製作可能です。
※3 ボルトピッチはケーソンへのアンカーボルト打込位置によって決定します。
※4 標準型の全幅は600W~1000Wまでの100mmピッチにて対応可能です。
※5 目地材各幅は、ケーソン標準隙間を目安とし、詳細はケーソンの出入りを考慮して決定します。
※6 取付時にユニット間に約1cmのクリアランスがあるため、埋込材が土砂の場合は別途対策が必要となります。
※7 目地材の取付完了後、6か月以上裏込材等が施工されない場合は取付金具の緩み止め対策を施して下さい。